2024 11,23 01:44 |
|
2006 09,25 00:16 |
|
インターネットバンクと聞いて、まず思い浮かぶのが、ジャパンネット銀行とイーバンク銀行です。 しかし、家賃の振込み等を主な目的とするのであれば、一番お得な銀行は新生銀行となるでしょう。 なにしろ、どこの銀行に振り込んでも月5回まで振込手数料が無料で、口座維持手数料もかかりません。入出金も全国の郵貯ATM、セブン銀行ATM(セブン-イレブン等に設置)、新生銀行ATMから無料で行えます。 ただ、他行と違って何故そんなに利用者にメリットのあるサービスを提供する事が可能なのかは、日本人として知っておく必要があると思います。 新生銀行は、旧長銀に兆という単位の公的資金を注ぎ込んで一部国有化した後、米投資ファンド「リップルウッド」に超破格値で売却されて生まれた銀行です。リップルウッドと金融再生委員会との間で、グレーな政治的やりとりがあった事が想像されます。 一方イーバンク銀行は、2000年1月に日本電子決済企画会社として設立、2001年7月に開業しています。インターネットショッピングで振り込みを多く使われる方には、非常に良い銀行です。 インターネットショッピングでは、指定バンクがイーバンクになっているケースが多く、その際の手数料面でも有利です。イーバンク同士の口座であれば振込手数料が無料で、口座を給与受取口座に指定している場合は、他行振込手数料も5回無料になります。 入出金は、セブン銀行(手数料無料)、郵貯(一部手数料無料)のATMが利用できます。 それらに比較した際に、若干苦言を呈したいのが、SMBC(三井住友銀行)系のジャパンネット銀行。先日、郵便物が届きました。 これは、トークン形式のワンタイムパスワード(キーホルダー形式の暗証生成装置)というものらしいです。 しかも、 「ジャパンネット銀行では、お客さまにご利用のメリットを感じていただけるよう、一連のセキュリティ強化、サービスの改善を実施しております。これにともない、口座維持手数料を、現在の105円/月(消費税含む)から189円/月(消費税含む)に改定させていただくことになりました。(10月1日引き落とし分より)」 という、一方的なお知らせまでありました。 どうやらこれからは、振込み等の際に、このキーホルダーに表示されるリアルタイムで変わる暗証番号を入力するという事のようです。しかし、こんなかさばる物は持ち歩きたくないとうのが、消費者の心情です。 そもそも、ジャパンネット銀行の場合は、ATM利用手数料も複雑です。5万円以上の入出金は、@B∧NK、イーネット、セブン銀行、郵便局で無料になりますが、それ以外では手数料が発生するケースがあります。インターネットでの振込手数料も52円から262円で、無料のケースはありません。 一番問題なのは、口座に10万円以上預ける等の条件を満たしていないと、口座維持手数料が掛かってしまう事です。お金を預けておくと、利息がつかないばかりか、目減りしていってしまう訳です。これはまずい・・・。 とはいっても、振込み自体は、他の銀行のインターネット振込みに比較すれば、断然お得です。 私は、他にりそなとSMBCのインターネット口座も持っていますが、インターネットから振込みをしようと思っても、手数料が高いので足を使ってしまう事が多いです。 で、結局のところ、どのインターネットバンクが一番良いかは一概に言えない部分がありますが、私の場合はちょっと口座が増えすぎてしまったので、そろそろ銀行を統廃合しようかと思っています。 PR
CATEGORY[資産運用・管理] / インターネットバンク |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |